1. 檜の柱
たくみ工房では木曽東濃檜を柱材として使用しています。美しく丈夫な構造材として知られる「木曽・東濃檜」は、木曽谷の入り口、岐阜県飛騨川と木曽川流域に位置する地域から産出される檜です。この地は寒暖の差が激しく、しかも養分の少ない痩せ地という厳しい環境。そのため年輪幅が狭く均整がとれ、強度に優れている反面、伐採までに70年という歳月を要しています。
その材を130〜135mmの角材に製材した後120℃の人工高温乾燥にかけ、含水率15%〜17%の4寸角の柱が出来上がります。又、製材後の檜は鉄やコンクリートと大きく異なり経年変化で約200年にわたって強度を増し続ける特徴も持っています。厳密な品質チェックを受けた建材は現地プレカットされ産地証明書と合わせて建設現場へ直送されます。

ヒノキ精油のダニ繁殖抑制効果

伐採後の檜の強度経年変化

2. 防蟻仕様
建物の寿命を大きく左右する原因の一つにシロアリの食外があげられます。耐震・耐久性を追及するならシロアリに対しても二重、三重のプロテクトが必要です。
たくみ工房ではシロアリ対策として7つの対策を採っています。
基礎外断熱にはAFM JAPAN社の防蟻処理断熱材「パフォームガード」を使用。ホウ酸化合物を含浸したビーズ法ポリスチレンフォーム断熱材の中を、シロアリは通ることができません。
断熱材断面部分にはフクビのアリダンGAテープを貼り、重ねて土台ガードを敷いていきます。どちらもシロアリは通り抜けることができません。
シロアリの嫌う銅粉を付着した防虫基礎パッキンを挟んで木曽東濃檜の土台を使用。
1m以下の木部には青森ヒバ油から造られた防蟻剤を塗布しています。青森ヒバ油は製材時に発生するオガ粉を水蒸気蒸留して得られる精油。100Kgの材料から僅か1Kgしか得られない貴重な物です。抗菌、抗カビ性のあるヒノキチオール、β-ドラブリン、カルバクロール、ロジン酸防虫性のあるシトローネール、トリメチルナフタレンなどが含まれています。
たくみ工房では自然素材を提案します。
珪藻土壁(エコ・クィーン)
植物性プランクトン(藻)が約1千万年の年月をかけて化石になった土から、不純有機物などの目詰り物質を燃焼除去した最高品質の白色珪藻土を主材料としています。
厚生労働省が定めた13化学物質を含まずF☆☆☆☆を取得する必要の無い「告示対象外」の安全な壁材。室内を常に60%前後の快適な湿度に保とうとする優れた調湿能力を持ち、抗酸化作用(還元力)を持つ湿気に変え放出します。
活性酸素をほぼゼロにし、マイナスイオン効果に優れています。また、二酸化チタンなどの物質を含むため光触媒作用によって、付着した飲料のしみ、タバコのヤニなどを時間の経過とともに分解。壁をきれいに保つ自浄作用も大きな特徴です。
シラス壁
「シラス」は、南九州地方に広く分布する、火山の噴火による噴出物のひとつです。鹿児島や宮崎には無尽蔵ともいえるシラスが堆積し、鹿児島湾周辺では広大な台地を作っています。これをシラス台地とよんでいます。
地下マグマの1000℃を超す温度によって自然焼成された完全無機質粉状の純天然セラミック物質。その主成分は珪酸70%、アルミナ14%、その他カルシウム、ナトリウム、磁鉄、カリウム、マグネシウムチタン、マンガン、リン酸などから構成されています。成分中の水素が酸素と結合して生成された水酸基やチタンは壁材の表層、内部を透過、接触する化学種と反応し、溶存する不純物の分解、殺菌、消臭をします。
また、主成分である珪酸は極めて吸湿性が高く、アルミナも多孔質構造により水分、湿気、ガス等の吸着力が大きい特質を持っているため、除湿や調湿に高い効果を発揮します。
無垢材(床材)
木は自然の営みから生まれた天然資源です。そのため木目や色合いが一つ一つ違い、塗装の色合いや質感などに差が出ることがありますが、それらの組み合わせにより木の持つ心地よさや安らぎを感じることができます。檜や杉、パイン材などは自然塗料仕上がおすすめです。




