木曽檜を使う理由

地球温暖化、CO2削減と最近ではよく耳にしますが、建築業界でも安価な外材から国産材への普及への取り組みが注目されてきています。日本では現在、木材の約8割を輸入材に頼っています。外国から輸入するということは大気中にCO2を排出しながら運ばれてきます。これは、環境に大きな負荷をかけていることになります。木は二酸化炭素と水と光によって成長し、光合成によって酸素を大気中に放出します。蓄えた二酸化炭素はそのまま伐採されても木材の中に蓄えられます。「伐ったら使い、伐ったあとに植林する」という原則を貫いていけば、CO2を減少させ、地球環境の保全につながるというものです。また、木造住宅は人間の体や心にやさしく、健康によいばかりでなくコンクリートや鉄より軽くて強く、表面からしか燃えないので急速に強度が落ちることはなく、火災などのとき避難する余裕ができます。火災の際にはむしろ化学物質から発生する有害物質の方が問題です。私どもの構造材に使用しております木曽「東濃ひのき」は木曽谷の入り口で産出される檜です。この地域は寒暖の差が激しく、養分の少ない痩せ地で成長には何倍もの歳月を必要とします。(通常4寸角を製材するのに60~70年要します)その悪条件が檜の中でも最高級品を生み出すのです。年輪幅が狭く均整がとれ淡いピンク色の木肌が特徴です。檜の芳香成分には、かびや黄色ブドウ状球菌、大腸菌や虫歯菌などに抵抗する働きもあり、ヒノキチオールと呼ばれる殺菌成分を含んだ香りは健康を守り、白蟻などの外敵から家を守ってくれます。国産材を住宅建築に利用することでCO2削減、地球環境にやさしい家作りをめざしていきたいと考えています。日本の木のいえ情報ナビにも掲載させていただきました!よろしければそちらもご覧ください。 えりか