踊子の歩いた道

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こんにちは、高橋です。

この写真、なんの像かわかりますか?

そう、川端康成の小説で有名な、伊豆の踊子です。河津七滝(かわづななだると読みます)を散策すると、伊豆の踊子の銅像が何か所かあります。

物語のあらすじは、湯ヶ島、天城峠を越えて下田に向かう旅芸人一座と道連れになった、孤独に悩む青年の淡い恋と旅情を描くお話。

作者の川端康成は幼少期に身内をほとんど失って孤児となる生い立ちで、19歳の時の伊豆での実体験を元としてこの作品を書いたそうです。

本作を執筆するにあたり、湯ヶ島の旅館に4年半滞在して完成させたとのこと。ただしこの期間、彼はほとんど宿賃を払わないまま滞在し続けたと言われています。大胆というかなんというか・・・。昔の文豪って、よくそういう話を聞きますよね。

6回も映画化されている人気作品で、ヒロインである踊り子の薫は代々アイドル的な女優が演じているそうです。

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歴代の出演者の看板もありました。

私は、6回目の山口百恵と三浦友和コンビをはるか昔に見たような・・・。当時、百恵&友和コンビはTVドラマの「赤いシリーズ」が流行っていて小学生ながら放映のたびに大泣きして見ていた記憶があります。

ちょっと、文学にふれる旅でした。