地盤改良工事
小川です。今日はK様邸の地盤改良工事を行いました。改良工事はKYコラム工法といって柱状改良です。
皆さん暑い中ご苦労様でした。
建物の配置の下に規定箇所の穴(直径60cm)を掘りながら、セメントミルクを流し込んでいきます。
そうする事で土をコンクリートのように固結させてゆくのです。
建物の面積によって本数は変わってきます。
地盤調査の結果、支持地盤までの距離がわかりますのでそれを元に改良する深さが決まってきます。
その結果によって施工費も大きく変わってきますので、お施主様も私も地盤調査の結果をいつも神頼みで待っているのです。
もちろん地盤が悪いという前提で予算をみておりますが。
地盤の良し悪しは見た目には予想がつきません。特に分譲地では盛土、切土によって違うし、更に造成前の状況によっても違ってきます。
地盤が良い前提で資金計画を進めては絶対にダメです。
この地盤改良工事ですが、建物にとっては非常に重要なことで、地盤が悪いにもかかわらず施工しないと数年で徐々に建物が沈下し基礎にヒビが入ったり、建物が歪んできます。
そのようなところから建物が老朽化してゆくのです。私も築30年弱の建替えで目にした事がありますが、昔は地盤が緩いのに改良せず建っている家も多いようです。
良い材料を使って、長持ちするいい家を建てても意味がなくなってしまいます。 あとKYコラム工法のKYって・・・・?早速探ってみます。